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禁煙のメリットについて

禁煙をするにあたっては、我慢をすることになるわけですから禁煙するということに関してのメリットがある必要がありますよね。健康に良いというのはわかっても具体的にどんなメリットがあるのか、ということをわかりやすく解説していきます。

喫煙開始による時系列健康改善チャート

禁煙のメリットとして第1には健康上のメリットが挙げられると思います。まずは、禁煙を開始したことに伴う健康改善をチャート形式で示していきます。

禁煙時間
禁煙によるメリット
開始直後

周囲の人たちに対して副流煙による健康被害が止まります。

1日後

血液中の酸素濃度が改善されます。また、血圧や脈拍数が改善されてきます。

2日後

味覚や嗅覚が正常値に近くなります。

1~2週間後

循環器機能や肺機能が改善されます。また、咳や息切れが改善されます。風邪インフルエンザといった呼吸器系疾患への超過リスクが約半分になります。

ほとんどの場合、ニコチン依存はこの段階で消失するといわれています。(ニコチンガムなどを利用している場合はこの限りではありません)

1年後

心筋梗塞狭心症といった虚血性心疾患にかかる超過リスクが約半分にまで回復します。

10年後

肺ガンやCOPDなどの呼吸器系の超過リスクがほぼなくなります。健康状態は非喫煙者とほぼ同じ程度にまで回復します。

※上記はあくまでも一般論としての健康改善チャートです。禁煙による健康状態の改善は喫煙期間の長さや個人差があります。

 

禁煙による経済的メリット

禁煙は健康だけの問題ではなく経済的・金銭的なメリットもあります。以下に標準的なモデルを用意していったいいくらくらい禁煙により経済的なメリットがあるのかを解説します。
(タバコ1箱300円と仮定します)

年数/喫煙本数
10本
20本
30本
1日
150円
300円
450円
1年
5.4万円
10.8万円
16.4万円
2年
10.9万円
21.6万円
32.8万円
4年
21.9万円
43.2万円
65.7万円
10年
54.7万円
108万円
164.2万円
20年
109.5万円
216万円
328.5万円
40年
219万円
432万円
657万円

また、直接的な経費だけではありません。喫煙による健康被害分も金銭的なデメリットとなります。一般的に非喫煙者の医療費と喫煙者の医療費には喫煙本数に応じた違いがあるとされています。
統計では、非喫煙者と比べて喫煙者はおおよそ年間に6%多くの医療費を支出すると言われています。平成14年の国民一人当たりの医療費は「243000円」となっています。やや強引ですが、1.5万円程度多くの医療費を喫煙者は負担するということになるわけです。

 

家族や周囲の人の健康被害がなくなる

喫煙は自分だけでなく、煙により周囲の人に対しても一酸化炭素やタールといった有害物質を撒き散らします。さらにタバコからでる副流煙は、喫煙者が直接吸い込む主流煙よりも強い毒性を持っているのです。

禁煙をするということはあなたの大事な家族や友人、同僚などをタバコによる健康被害から守ることにもつながります。

 

生命保険の保険料が安くなる

現在多くの生命保険においては、タバコを吸っていないことを条件に生命保険料が安くなるというプランが用意されています。これは、「過去にタバコを吸っていたかどうか?」ではなく、契約時点からさかのぼって2年以内(会社によっては1年以内)に喫煙経験が無いか?を問うものです。
今からがんばって2年間禁煙が達成できたら、生命保険の保険料割引を受けることができるようになります。
(詳細:生命保険見直しガイド-禁煙による割引-