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喫煙の歴史について

今では健康に対して害を与える存在として広く知られているタバコですが、このタバコという存在がどうして長い人類の歴史において嗜好品としての地位を確立しているのかということを歴史的側面から考えていきます。

喫煙文化の発祥と伝播

喫煙文化発祥の地は南米であるといわれています。この南米において儀式や上層階級などがたしなんでいたのがタバコであるといわれています。

これがコロンブスがアメリカ大陸に到着し、原住民からタバコをもらったことから喫煙習慣がスペインへと伝えられ、ヨーロッパ各地へと伝播することとなりました。日本においてもタバコは鉄砲の伝来と共にポルトガル人より伝えられたといわれています。その後は、日本各地でタバコの栽培が始まり全国的に普及していきました。

 

タバコに対する健康被害の認知

喫煙文化が上昇するに従い、健康に対する関心がタバコに対して向けられるようになります。1900年中旬にはタバコと肺がんの関連性が疑われ始めておりドイツを中心として肺がんとタバコとの疫学的な研究が進められるようになりました。
結果、肺がんだけでなく、口腔癌や食道がん、咽頭癌など様々な癌に関するリスクが喫煙によりもたらされることが明らかとなってきました。

 

タバコ対策

WHO(世界保健機関)では、1988年より世界禁煙デー(5/31)を設定しました。実際に世界各国において、WHOの勧告からタバコの健康被害に対する消費者への警告表示、未成年の喫煙禁止、公共スペースでの禁煙、タバコ広告の規制などの喫煙対策を進めています。

日本においてもタバコの包装に対する注意表示を行っており、2002年に健康増進法による受動喫煙の防止、2004年に日本国内でたばこ規制枠組条約に批准など様々な対策をはじめています。