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一酸化炭素について

一酸化炭素とは、酸素の約250倍も赤血球の中のヘモグロビンと結合しやすい上、酸素分圧とオキシヘモグロビン濃度との関係を変えてしまう働きがあります。このため、喫煙により体内に一酸化炭素が取り込まれると体が酸欠状態となり、循環器に大きな負担を掛けることになります。

一酸化炭素の与える健康被害

一酸化炭素は、実は猛毒です。一酸化炭素が体内に入ると、血液の酸素運搬能力が下がり、特に末梢での酸素分圧が極端に低下します。タバコは燃焼時に多くの一酸化炭素が含まれており、様々な健康被害を引き起こす原因の一つといわれています。

喫煙による一酸化炭素のリスク-動脈硬化-

悪玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールは喫煙による一酸化炭素の摂取により酸化コレステロールとなります。この酸化コレステロールは血管の内皮細胞というところに取り込まれます。さらに白血球がそこに集中して蓄積します。
このことにより血管の内腔が狭くなり血管がつまりやすい状態つまり、動脈硬化を引き起こします。動脈硬化は心筋梗塞脳梗塞などの最悪の場合死にいたる重篤な疾病へつながるおそれがあります。

 

喫煙による一酸化炭素のリスク-酸欠状態-

前述の通りタバコの煙には大量の一酸化炭素が含まれており、肺から血液中に入り、体内を酸欠状態にしてしまいます。喫煙を恒常的に続けると、体内は慢性的な酸欠状態となり、身体の運動能力は著しく低下してしまいます。体内が酸欠になると心臓はより多くの血液を全身に送ろうとがんばるため、心臓をはじめとした循環器系に大きな負担をかけることにもつながります。